ユーザー車検 手順(2) 定期点検整備記録簿の作成
オートバイを点検整備し、定期点検整備記録簿の項目を記入する。これは車検の
予約をする前でも、もちろんOKです。定期点検整備記録簿を記入する前にまず下
の項目(注意点)を確認して下さい。これらは見落としがちですが、重要な項目です。
1 | オートバイをきれいに掃除する |
2 | エンジンのオイルにじみなどはウエスで拭いておく。 |
3 | ハンドル廻りにガタがないこと。 |
4 | 灯火類、ホーンなどは必ず確認する。 |
5 | ブレーキのきき具合は必ず確認する。 |
6 | チェンジペダルのパターンが表示してあること。 |
7 | イグニッションキーのON、OFFの表示があること。 |
8 | タンデムシートの人がつかむレールか、ベルトがあること。 |
チェンジペダルのパターン表示はとくに外国車には付いていない場合があり、そんな
時はテプラかなにかでパターン表示を作り、チェンジペダルの近くに貼り付けます。また
車検証に乗車定員2人と記入してあるオートバイでは、後ろに乗る人が身体をささえる
ためのシートレールのような物かまたは、前に乗る人と後ろに乗る人の間のシートに手
でつかむためのバンドなどがないと2人乗りができないオートバイとなってしまいますので
注意して下さい。
5速ギヤでしたら こんな風に作り ミッションに 貼り付ける。 |
定期点検整備記録簿の記入例
上は1例です、もちろん自分のオートバイに付いている点検簿で良いです。
下のような記号の凡例がありますので、記録簿の項目に記号を記入します。
あなたがユーザー車検を受けようとしているオートバイの構造上あてはまらない項目は、
斜線を引くかまたは空白として下さい。空冷エンジンなのに、ラジエターの項目にチェック
してあったり、シャフトドライブのオートバイなのにチェーンの緩みの項目にチェックして
あったりしないように注意して下さい。