ユーザー車検 手順(2) 定期点検整備記録簿の作成



オートバイを点検整備し、定期点検整備記録簿の項目を記入する。これは車検の
予約をする前でも、もちろんOKです。定期点検整備記録簿を記入する前にまず下
の項目(注意点)を確認して下さい。これらは見落としがちですが、重要な項目です。

オートバイをきれいに掃除する
エンジンのオイルにじみなどはウエスで拭いておく。
ハンドル廻りにガタがないこと。
灯火類、ホーンなどは必ず確認する。
ブレーキのきき具合は必ず確認する。
チェンジペダルのパターンが表示してあること。
イグニッションキーのON、OFFの表示があること。
タンデムシートの人がつかむレールか、ベルトがあること。


チェンジペダルのパターン表示はとくに外国車には付いていない場合があり、そんな
時はテプラかなにかでパターン表示を作り、チェンジペダルの近くに貼り付けます。また
車検証に乗車定員2人と記入してあるオートバイでは、後ろに乗る人が身体をささえる
ためのシートレールのような物かまたは、前に乗る人と後ろに乗る人の間のシートに手
でつかむためのバンドなどがないと2人乗りができないオートバイとなってしまいますので
注意して下さい。



5速ギヤでしたら
こんな風に作り
ミッションに
貼り付ける。




定期点検整備記録簿の記入例


上は1例です、もちろん自分のオートバイに付いている点検簿で良いです。
下のような記号の凡例がありますので、記録簿の項目に記号を記入します。


あなたがユーザー車検を受けようとしているオートバイの構造上あてはまらない項目は、
斜線を引くかまたは空白として下さい。空冷エンジンなのに、ラジエターの項目にチェック
してあったり、シャフトドライブのオートバイなのにチェーンの緩みの項目にチェックして
あったりしないように注意して下さい。



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