フラットマンドリンという楽器を持っています。たまに弾くというか、
ほとんど弾かない(弾けない)のですけれど、この楽器の弦を交換
するのがとても大変なのです。弦が4コースで8本、2本づつ4組と
言った方がいいのかな?弦の数が多いということもありますが、弦
を巻くのに回すぺグのつまむところが小さいうえに、片側4個ずつ
付いていますんで指で回そうとすると、隣のぺグが邪魔になったり
してうまく回せません。市販のぺグワインダー(プラネット・ウエーブ
社のギターのぺグも、もうすこし小さなぺグにも使えるワインダー)
で試してみたのですが、フラットマンドリンのぺグがあまりにも固く、
楽器本体を固定しておいてぺグを回すのがえらく大変でした・・・・
だいたい、このぺグには回す力を調整する(トルク調整?)ネジが
無いではないか、ギターのぺグには付いているというのに・・・・・。




↑私のフラットマンドリンだけなの?
ぺグが回しにくいったらありゃしない


そこで、ちょっと思いました・・・・ぺグワインダーってのも便利かも
しれないけれど、フラットマンドリンは楽器自体が小さく、クランク
回転式のワインダーで巻く時に、どうしても楽器が動いてしまい、
うまく使えないのだなぁと・・・それじゃあクランクの部分をとってし
まいぺグにかぶせる部分だけで回せば良いのかもしれない・・・・




そんなことを思っていたら、こんなものがありました。
おっこれは使えるかも!!




こんな形にしてみました。




ちょうどフラットマンドリンのぺグにスコッと入るような
溝をほりまして・・・・




これなら指が隣のぺグにも当たらないし、小さな力で回せる〜。
そんでもって円筒形なのでぺグの平らな面がどっちを向いていて
も回す時に押さえる指は360度どこでも持ってゆけるってことで、
弦の交換の時にも重宝しそうでチューニングの時にも使えそう。



私のフラットマンドリンのぺグは厚さが約7MMで長い方向が約17
MMでしたので、下の図のような寸法でちょうど良い感じでした。溝
は8MMよりちょっと小さいドリルで深さ約15MMの穴を3箇所あけ
て彫刻刀で形を整えました。図には上の写真の球の部分は書いて
ないです。もう少しセンスがあれば何かカッコいい彫刻などできると
よかったんですが・・それと材料もローズウッドとかエボニーなんか
で作ったらぐっとくるかもです。自分だけのなんちゃって手作り小物。






                    
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